音楽療法

音楽療法は「より良く生きる」お手伝いをします。

 

音楽療法とは?

音楽療法とは確立されたヘルスケアの専門職で、トレーニングを積み、資格を持つ音楽療法士によってなされる音楽を用いる療法です。音楽療法士は個人のニーズを満たすことを目的に意図的に音楽を用います。音楽的なニーズに限らず、身体的、心理的、社会的、認知的ニーズを見極め、目的を決めていきます。健常者と障碍や病気を持つ子供から大人までのクオリティーオブライフ(QOL)を向上させていきます。

音楽療法の資格とは?

Musicureの音楽療法士は、アメリカで音楽療法士の試験(CBMT)に合格した音楽療法士です。アメリカでは、音楽療法士の資格はアメリカ音楽療法学会認定で統一されており、この資格を得た音楽療法士のことをBoard Certified Music Therapist (MT-BC)と呼びます。このMT-BCとなるためには全米音楽療法協会(AMTA)の承認を受けた大学で最低でも学士号を取ることが必要です。学士過程では導入から実践、研究までの様々な音楽療法のクラスやスーパービジョン、ワークショップに加え、音楽理論や音楽史とピアノ、ギター、声楽、パーカッション、アンサンブルなどの実技クラスが必要です。また解剖生理学を含む生物学と異常心理学や発達心理学などの心理学も必修です。学士号取得には、少なくとも1200時間の臨床経験も必須で、その内の900から1040時間は大学外でのインターンシップ(フルタイムで6ヶ月以上)と定められています。

大学院の音楽療法課程では音楽療法の知識を深め、実践・研究を行うことが可能で、大学院により特色が異なります。例えばゼミや修士論文などの音楽療法クラス、カウンセリング、ボニー式GIMのLevel 1のトレーニングなどの必修科目の他、精神薬理学、犯罪心理学、グリーフカウンセリングなどの選択科目があります。

アメリカでの音楽療法に関しては American Music Therapy Association (AMTA/ 全米音楽療法学会)のホームページ。音楽療法士の資格に関しては、資格認定や資格に関する法整備をするCertification Board for Music Therapist (CBMT)のホームページをご覧ください。

音楽療法の対象とは?

音楽療法の対象は子供から大人まで幅広く、限定はできませんが、例えば以下のような障害をお持ちの方に用いられています。

 

就学前や就学後のお子様
広汎性発達障害
MR
ADHD
身体的な障害
感覚器障害
障害のリスクのあるお子様

一般の大人の方
少し元気が出ないなど、プチうつを疑う方
何か新しいものを試してみたい方
薬と平行して、音楽で心を楽にしたい方

病院やリハビリ施設
入院をしたり、骨髄移植や手術を受ける方など心理サポート
ICU
精神科のグループ
脳神経障碍
薬物やアルコール中毒

ご老人のケア施設やコミュニティーなど
認知症
パーキンソン病
不安があるなど、心理改善が必要な方

ホスピス
末期の患者さまとご家族のサポート

この他にも、地域コミュニティーや刑務所、留置場などで障害を持たない健常の方を対象に働いている音楽療法士もいます。

音楽療法の目的とは?

音楽療法の目的は個人のニーズによって異なります。例えば以下のような目的やその補助として音楽療法を行います。

  • 自己表現力を高める
  • 感情表現を豊かにする
  • コミュニケーション能力を高める
  • 集中力を高める
  • 目を合わせるなど、社会的能力を高める
  • 身体能力を高める
  • 認知能力の向上や保持
  • ストレスの緩和
  • 不安の解消
  • 痛みの緩和
  • 人生の意味の探求
  • 余暇活動